やっとの思いで着いた駅のホーム。
ここまでの道のりは長かった。
スーツの大人とすれ違うたびに亜美ちゃんの後ろに隠れてた。
いろんな意味で恥ずかしい21歳だ。
「いや、いいよ。俺も同じ電車だし。」
ニコリと笑うと、
真っ赤になって俯く亜美ちゃん。
「そう言われたら、断れないです。」
「ハハ。んじゃ行こ」
俺はどうして、早く帰らなかったんだろうか。
ここまでの道のりは長かった。
スーツの大人とすれ違うたびに亜美ちゃんの後ろに隠れてた。
いろんな意味で恥ずかしい21歳だ。
「いや、いいよ。俺も同じ電車だし。」
ニコリと笑うと、
真っ赤になって俯く亜美ちゃん。
「そう言われたら、断れないです。」
「ハハ。んじゃ行こ」
俺はどうして、早く帰らなかったんだろうか。