「ですよね‥‥」


‥‥っ!


で、でも!


「明日から、でもいいから10分だけでもいいから、少しずつやろーぜ?」


「‥考えとく」


「よしっ。んじゃ、俺は今から、慎吾との約束があるから行くな?深夜になると思うから、リビングにある飯食ったら、カギ閉めて寝ろよ?」


「そんな子供じゃないし‥」


「ハハ。そうだな。んじゃ‥‥行ってくるわ」




「‥‥いってらっしゃい‥‥」













バタン。


玄関の扉の前でしゃがみこむ。


「何期待してんだよ‥。」


情けねー。


どこかで凛は喜んでくれると思ってた。