泣きじゃくる、浩太は幼い時の浩太だった。


今なら・・・ちゃんと顔が見れる・・・。


「なんで・・・刑務所なんてところにいたの。」


「・・・・・。病院に、運んだあと自分で警察署に行ったんだ。【実の姉を殺そうとした】ってね。で、今までお世話になってたってわけ。」


・・・・・。


驚きで、何も言えなかった。


自分で行ったの・・・!?


それに、あたしを殺そうとしたって・・・まぁ間違いではないけど。


「ずっと苦しめてゴメンね。もう、2度とここには来ないつもり。」


「・・・当たり前でしょ・・・。」