それから、あたしはコワレタ。


浩太からの歪んだ愛情。


あたしの視界は真っ暗になった。


あたしは、浩太に苦しい束縛を受けていた。


『学校に行ってはいけない』


『家族と会ってはいけない』


そして。


『浩太以外の名前を呼んではいけない。』


両親はあたしたちの関係を知って、出て行った。


あたしを助けようともせず、見捨てたのだ。