「あたしは・・・・。あたしはれんれんと・・・・。」


「なりません。」


凛とした突き刺さるような冷たい声。


「お母様・・・。」


そこには沙紀の母親がいた。


次から次へと・・・。


まぁ敵の陣地に丸腰で来たようなもんだからな。


「あなたには園山の未来がかかっているのです。捨てると、そのような凡人と一緒になるというのなら・・・・二度と園山の名前で歩くことは許しません。」


は・・・・?


それって・・・勘当って・・・・ことか・?