――――…光輝。





居なくなってから
どのぐらい思い出しただろう…



きっと
最初の何週間ぐらいかな…。





その後は



ずっと遊びに行ってたし…





久々にアルバムを出して見ると
楽しそうに笑っている
笑顔の陽菜が映ってる…。





“好き”
だと言ってくれた笑顔も
今では





薄く化粧をして



髪の色も

煙草も

酒も





人は
こんなにも短い時間で
変われるものなのだろうか…。















ねぇ…。





―――…教えて…





もし…





光輝が
居なくならなければ…


ずっと…
傍に居てくれてたら…





陽菜は
アルバムの中のままで
居られたのかな?…










返事が返って来る事は無い
アルバムの中の光輝に


問い掛けた――――…