そんな事があった中
怪我で学校に来れない光輝に
毎日、陽菜が会いに行ってた。
ヒナ
『川田先輩から電話が来た時にね
言ってたんだけど…
“アイツ1年のくせに
根性あるな”
って関心してたんだよ♪』
コウキ
「当たり前じゃん!
【恋】の力ってやつかね♪」
ヒナ
『瑛司達も
先輩達に殴り込み行ったのは
陽菜と光輝の為だって♪
“俺は陽菜と光輝の分は
殴ってやった!”
“…俺は
奈緒の怒りの分も…”
とか皆、訳解んない事
言っちゃって♪
奈緒だってね
“光輝クンが戻って来れるまで
陽菜は私が守らなきゃ!”
って毎日
登下校一緒にしてくれてるし♪』
コウキ
「そぅだね♪早く治して先輩達に
お礼言わないと♪
陽菜には良い仲間が居て
…羨ましいよ…。」
一瞬
光輝の顔が
淋しそぅになったのが解った。
光輝の家は
お父サンがサラリーマンで
転勤が多い為
転校ばかりって言うのは
聞いた事がある。
だから深く付き合える
本当の【仲間】
ってゆぅのが居ないんだ…。
ヒナ
『陽菜の仲間は
光輝の仲間だよ♪』
光輝は
嬉しそうに微笑んだ。