ヒナ
『そんな事気にしてたの?
ただの友達だよ♪』





俯いている
光輝の顔を覗き込むと





コウキ
「………でも…

―――…告られたんでしょ?…」





覗き込んでいる陽菜の顔を
横目でチラッと見た。





ヒナ
『………うん…

でも…ちゃんと光輝の事も
話してあるし知ってるよ!

だから、ただの友達♪

光輝みたいに
手繋いで歩いたりしないし…

光輝は陽菜の彼氏で
特別だからするんだよ♪

だからそんな事
心配する事じゃないよ♪』





不安がっている光輝に
少しでも安心して貰いたかった。





コウキ
「そっかぁ♪良かった!
俺は特別なんだ♪」