そんな事があっても
光輝とは相変わらずで…


付き合ってるといっても
手を繋いで歩くだけ。

それ以上は何も無いし
考えても居なかった。





光輝と手を繋いで下校する途中

学校近くの公園で
話をするのが習慣になってる。





この日も
いつものように2人で
公園のベンチに座り
他愛もない話しをしていると





コウキ
「……ねぇ…陽菜先輩?…

俺達って………
付き合ってるんだよね?…」





突然
俯き加減で言い出した光輝に





ヒナ
『……どぅしたの?急に?』





コウキ
「最近さぁ〜陽菜先輩が
3年の先輩と
………仲良いみたいだから…」





俯いたまま淋しそうに呟く。