2人でベッドに横になり
腕枕をして
陽菜の髪を撫でながら
タクシ
「……俺…
マジで緊張した…。」
ヒナ
『…陽菜もだよ…。
でも…凄く…
《幸せ》って思えた…』
タクシ
「俺も…凄く幸せ…」
ヒナ
『こぅやってね
拓真が
陽菜の髪を撫でてくれるのも
凄く好き♪』
タクシ
「俺の
癖みたいになってるけどね♪」
ヒナ
『そぅだね☆』
タクシ
「陽菜は…気付いてた?
窓から星が見えてたの…」
ヒナ
『………気付いてた…』
窓から見える
星空を見ながら
タクシ
「きっと翼クン妬いてるよ…。」
ヒナ
『そんな事ない…
きっとね…今の翼なら
“拓真…
陽菜の事…頼むな”
って言ってると思う…。』
タクシ
「そうかな♪
翼クンの頼みなら断れないね☆」
顔を見合せクスクスと笑う2人。
ヒナ
『そぅだ!
朝日見に行こうよ♪』
思い出したように言うと
タクシ
「良いねぇ〜♪去年見た時
綺麗だったもんね☆」
陽菜の頭をポンポンと叩くと
ベッドから起き上がり
2人でシャワーを浴びて
部屋を後にした。