ヒナ
『………陽菜は…

拓真が好きだから…


今ココに………



陽菜の目の前に居る拓真が



――――…大好きだから…





拓真の辛い事…
陽菜が半分貰ってあげるよ…。』










いつも陽菜が辛い時…





そっと





抱き締めてくれる
腕が優しくて

抱き締められると
不安も無くなって



安心する暖かい胸に
何度も何度も救われた。





だから…





拓真がいつもしてくれるように
そっと優しく抱き締める…










タクシ
「…………ありがと…」





ヒナ
『陽菜もね…

男の人は信じられなくて…』










〔dream〕に通う前の事…




それより…



ずっとずっと………





前の事――――…