夜には
話を聞いて心配した平岡先輩から
電話があった。
ヒラオカ
「陽菜チャン?!
清水から聞いたんだけど
今日…大丈夫だった?!」
ヒナ
『そんなに心配しなくても
平気ですよ♪』
ヒラオカ
「本当に?
何か、ごめんな…。
奈緒チャンに聞いたんだけど
この間は
林達にも呼ばれたんだって?
―――…俺…知らなくて…」
林先輩とは平岡先輩を好きな人。
陽菜は何日か前に
林先輩を含む3人ぐらいにも
呼び出されていたから
それを奈緒が話したらしい。
ヒナ
『平気です♪
特に何もされなかったし
そうゆうの慣れてるし♪』
ヒラオカ
「…うん………でも
また同じ事あったら
ちゃんと言ってよ!
取り合えずアイツらには
“陽菜チャンに手を出すな!”
って言っといたから
平気だとは思うけど…」
ヒナ
『解りました♪』
ヒラオカ
「でさぁ〜今度
2人だけで遊ばない?」
ヒナ
『良いですよ♪』
別に遊ぶだけなら良いかと
深く考えず軽く返事をした。