―――…お昼時





新しく出来ただけあって
行列が出来ているカフェは
オープンテラスもある
お洒落な外観で
ランチもデザートも種類豊富で
値段も安く
学校内にあるなんて
思えないぐらいの店だった。





ハヤタ
「腹いっぱい♪満足だ☆」





キズク
「それにしても陽菜チャン
“大学に来てみたい”
なんて物好きだよなぁ〜♪」





ヒナ
『来れて良かった♪
凄く楽しかったし☆』





タクシ
「満足でしたか?姫♪」





そんな事を話しながら
朝来た道を歩いていると…








――――…ポンポン






「よう♪」





言葉と同時に
後ろから肩を叩かれた陽菜は





《―――…何?


………大学生で

陽菜に声掛ける人なんて

誰?―――…》






そっと振り向くと…










ヒナ
『あっ!!』