――――…パタン





タクシ
「俺達の事見たら
きっと翼クン…
ヤキモチ焼くから☆」





そぅ言いながら
翼の写真を伏せると
もう1度
陽菜を抱き締めキスをした。









優しく抱きしめられ
長く深いキス。





凄く
久し振りに感じる…



キスをするだけで
大切に思ってくれているのが
伝わるキス…





そんな
優しいキスしてくれたのは
光輝以来だろう…










タクシ
「………陽菜…」





唇を離して
小さな声で陽菜の名前を呼び
一段と強く抱き締められる。





ヒナ
『………ヤダ…
……………もっとして…』





陽菜からキスをすると…





タクシ
「―――…ヤバイよ…

…俺…
我慢出来なくなっちゃうもん…」





ヒナ
『…我慢…
しなくて良いから…』





拓真は
そっと陽菜の頬を包み
キスをすると
ゆっくりと寝かせた。