センパイ
「それ見ててさぁ
俺達3人で前田サンの事
“可愛いなぁ〜♪”
って話してたんだ!
だから仲良くなりたくて
呼び出しちゃった♪」
一番良く話すこの人は
背が少し低めだったけど
少し茶色の短髪で
すぐに
バスケ部のエースだと解った。
ヒナ
『―――…仲良くって…』
センパイ
「………電話…掛けても
平気かなぁ?」
次に声を掛けて来たのは
背が凄く高くてスラッとした
爽やかな感じの人。
ヒナ
『…は…はぁ…。』
急なりだったから
ビックリして
それしか返事をしないで居ると
センパイ
「じゃぁ今日の夜
電話するね♪」
先輩達はそぅ言って
教室に戻って行った。