凄く綺麗で大きいホテルの
ロビーで手続きを済ませ
ベルボーイが荷物を
エレベーター口へと
運んでくれると
実乃莉サンが部屋のキーを預かり
エレベーターに乗り込んだ。
―――…2F
―――…4F
―――…6F
――――…チ〜ン♪
10Fに着くと
エレベーターのドアが開き
ミノリ
「はい拓真♪」
エリカ
「陽菜チャン♪また後でね♪」
拓真にキーを渡すと
皆は各部屋へと入って行った。
―――…シ〜ン…
《…………ぇ?!》
静かになった廊下には
拓真と陽菜の2人だけが
ポツンと残され
ヒナ
『―――…た……拓…』
タクシ
「俺らも部屋入ろっか…」
―――…ヒョィ…
陽菜の荷物を持って
部屋の鍵を開けて中へ入った
拓真の後を着けて部屋に入ると