波打ち際で遊んでいた拓真達に
叫ぶ実乃莉サンを追い掛けて
グイグイと腕を引っ張りながら
オロオロする陽菜に
3人が一斉に振り向いて
ハヤタ
「おぉ〜!
お前らと違って新鮮だなぁ〜♪
可愛い☆」
タクシ
「颯太!あんまジロジロ…
見てんじゃね〜よ!」
―――…ポンッ!
一瞬だけ振り向いた拓真が
颯太サンの言葉を聞くと
遊んでいたビーチボールを
投げつける。
ミノリ
「何、拓真の奴怒ってんの?
あぁ〜!
アイツ…陽菜チャンの水着姿
見た事ないから照れてんだ♪」
ニコニコしながら
陽菜を見る実乃莉サン。
キズク
「よぉ〜し!快晴だぁ♪
皆で遊ぶぞぉ〜♪」
『「わぁ〜い♪」』
―――…バシャバシャ
築サンの掛け声で
皆が一斉に海へ入って行った。
バナナボート
パラセーリング
マリンジェット
沢山、遊んで夕方も近くなった頃
着替えてホテルへ向かった。