つまらないから。

面倒臭いから。

行ってる意味が無いから。

校則が厳しいから。





そんなクダラナイ理由で





《学校を辞めたい》







なんて軽く





言ってる自分に…

思ってる自分に…

考えてた自分に…





腹ただしさを感じて

恥ずかしく思えて





【通いたくても通えない】




娘が居るって事を
初めて知った時





学校に行くのが普通で


当たり前に学校へ通って





世間で言う



当たり前の事。

普通の事。





そんな事が
出来ない人も居るんだ
と考えさせられた…。










ユイ
「陽菜達は今…
学校に通ってて
夢衣が経験出来ない事を
経験してるんだよ…。

きっとそれは
陽菜達からすれば逆に
《夢衣もそうじゃん》
って思うかもしれないけど…

学校でしか学べない事も
沢山あると思う…。
勉強って意味じゃなくてね♪

夢衣みたいに働くのなんて
バイトだって出来るんだし
この先、嫌でも
働かなきゃならなくなるんだから
わざわざ今の歳から
働かなくても良いと思う…。

陽菜には…陽菜だから…
それを
〈無駄にして欲しくないなっ♪〉
って思うよ…。

辞める事は簡単だよ♪
だからこそ本当に
〈もう無理だ!〉って思う時まで
自分のやりたい事が見つかるまで
頑張ってみれば?」