担任のその一言で
騒ついていた教室内の生徒が
一瞬、静まったかと思うと
「良いねぇ〜!」
クラス中からの賛成コールに
―――…ドンッ!
イソノ
「はぁ〜?!ふざけんなよ!
俺は、そんな事
絶対やんね〜し!」
机を叩いて
声を張り上げる磯野と
―――…ガタンッ!
マエダ
『ちょっと待ってよ!
何でアタシ?!
意味解んない!!』
椅子を勢い良く倒しながら
立ち上がる前田に
タンニン
「お前ら2人共
隣クラスにまで聞こえるぐらい
デカイ声してんだから
こうゆう時にこそ活かせ!」
そんな事を言って
クラスの皆を納得させ
結局ウチのクラスからは
この2人が代表となった。