―――…ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
ﾀｹﾙ&ﾋﾅ
「『ただいまぁ〜♪』」
翔平ｸﾝ達の部屋に着いて
ドアを開けると
酔っ払った翔平ｸﾝは
手を繋いで帰って来た2人に
ｼｮｳﾍｲ
「あ〜ぁ!
やっと帰って来たぁ〜♪
抜け駆けは駄目ですよ健ｸﾝ!」
ﾀｹﾙ
「お前ら飲み過ぎだから♪
陽菜ﾁｬﾝはコレで良い?」
肩を組みんできた翔平ｸﾝを
適当にあしらいながら
お酒の缶を陽菜に差し出す｡
ﾋﾅ
『うん♪ありがとう☆』
それからも
飲んで騒いで疲れたのか
1人…また1人…と
いつの間にか眠りに付いてた｡
―――――……
……―――――
―――…最終日｡
翔平ｸﾝ達の部屋で
目覚めた陽菜達は1度宿に戻り
朝食を取ってから
また翔平ｸﾝ達と合流した｡
夕方前に新島を出る為
午前中に少しだけ遊んで
昼過ぎフェリーに乗り込む｡
フェリーの中で
始めは騒いでた翔平ｸﾝ達も
いつの間にか寝てしまって
起きていたのは
陽菜と愛美の2人…｡
ｱｲﾐ
「皆､寝ちゃったね♪
そりゃそうか!
この3日間
遊びっぱなしだったもんね♪」
クーラーが効き過ぎて
少し肌寒く感じるフェリーの中で
配布されている毛布を
皆に掛けてあげながら
ﾋﾅ
『2泊3日って早かったよね☆
帰ったら
奈緒に報告しなくちゃ♪』
ｱｲﾐ
「来年も来ようね♪」
2泊3日の
ツアー旅行を振り返りながら
フェリーは予定時刻に着いた｡
