2人で皆の所に戻ると
ヨウスケ
「はい陽菜チャンは
浮き輪膨らましてね♪
健は、こっち☆」
ヒナ
『ふぅ〜ふぅ〜…
ゲッ!砂が口に入った!
…ペッ…ペッ…』
遥助クンに手渡された浮き輪を
膨らましていると
―――…ヒョィ
タケル
「貸してごらん♪」
遥助クンの手伝いが終わって
戻って来た健クンは陽菜の手から
浮き輪を取り上げる。
ユイ
「健クンて本当
陽菜に優しいよねぇ〜♪」
そんな場面を見ていた夢衣が
健クンを冷やかすと
タケル
「俺は
誰にでも優しいです!」
ふざけ合いながら
結構楽しそうに過ごし
海に入ったり
かき氷食べたり
ビーチバレー対決やったり
遥助クンを砂に埋めたり
気付けば
夕方も近くなって
ヨウスケ
「ねぇ〜♪明日で帰るんだし
早めに上がって
皆で夕日見ようよ♪」
『「賛成ぇ〜!!」』
皆の意見は一致して
1度、宿に戻ってから
集合する事になった。
―――――……
……―――――
陽菜達は急いで宿に戻ると
シャワーを浴び
着替えて
メイクして
髪をセットする。
急いでいるにも関わらず
1人だけ
やけに時間の掛かる愛美に
ヒナ
『愛美…可愛いよ☆』
恋をしている愛美は
凄く可愛かった。