何処に居ても孤独を感じ





自分の居場所を
探してた





自分を
必要としてくれる人を



捜し求めてた―――…















暗闇を彷徨い

見当たらない出口を探す










この頃の陽菜はもぅ
誰にも止められないぐらいに
壊れていて



身体も心も



―――…ボロボロだった。










言い寄ってくる奴とは
取り合えず付き合い
身体を重ねる。



その為
何度か性病にもなった。


シンナーを
やる回数も増えていた。















―――…この時だけは



【夢】じゃない



翼が居るから―――…





…〔幻覚〕…





それでも






翼に
逢いたかったんだ…










いつも

心の中では泣いてた…















逢いたい――…





翼に…





逢いたいよ――――…




















そんな思いで
いつものように仲間の部屋で
シンナーをやっていると