“せっかく入れた学校なんだから
1年だけでも我慢してみて…

それでも無理だったら
辞めても良いから”





どぅせ辞めるんだから
早い方が良い







って思ったけど
泣きながら言うお母サンを見て





《1年だけ頑張ってみよう》







そぅ思って
学校には通うものの
相変わらず先生達には標的にされ
注意ばかり受ける毎日。





教室内で先生との言い争いは
日常茶飯事で…

その度
“こんな学校辞めてやる!”
が口癖で…





職員室内で
生活指導の先生と言い争いになり
暴れる事もあった。

教頭先生と面談
なんて事もあった。










朝は
正門前で並ぶ先生に
カバンの中身を見せて
荷物検査と服装検査。



下校時は
最寄り駅の改札で見張る先生。





そんな厳しい学校に通う中でも

一応、喋る友達は出来た。





でも…





深く関わる事はない友達…。










外見は直したものの
〔学校に居るだけ〕の存在。





〔patio〕
に通って朝帰りする陽菜は
学校では1日寝てるだけ…





【寝る為】





に通ってるようなものだった。