―――…RRR…RRR♪





―――…ガチャ…










ヒナ
『………もしもし?!…』





ジュン
「陽菜チャン?!今〔patio〕?
すぐに行くから
待ってて!」





ヒナ
『…純クン?…どうしたの?
何か哲サンの様子もおかしいよ?』





ジュン
「…今…戻ってる途中だから…
…………待ってて…」










―――…プッ…プープープー…





純クンは
それだけ言って切った…。





陽菜は待ちきれず
〔patio〕の扉の前で
純クンを待ってると















ジュン
「……ハァ…ハァ…陽菜チャン…」





息を切らしながら
走ってきた純クンに





ヒナ
『…純クン?!…どうしたの?
それより翼から…』





翼の事を聞こうとした時…





ジュン
「…陽菜チャン…

…話あるから中………入ろう…」





―――…ギィィ…





陽菜の先を歩き
2人で〔patio〕の中へ入ると


待ち構えていた哲サンが
純クンと陽菜を見付けると
何やら目で合図を交わし

純クンはコクリと頷いて
一番奥の席に座らせた…。