それから週に1度


陽菜は翼に
勉強を見て貰うようになる。









―――…あの時。





お互いの話をした海の
近くにあるファミレスで…









勉強が終わると必ず
浜辺に2人で寝転がり
夜空を見て帰える。





どちらから
言った訳でも無かったけど
それが習慣になっていた。










学校へ通い出してからは
奈緒達とも遊ぶようになり



それまで毎日行ってた
〔patio〕は自然と少なくなり





それから早いもので
中学2年生も終わる…。














光輝との


―――…思い出。





お互い…

忘れないように―――…





たくさん

―――…キスした教室。










学校に通うようになってから
やっぱり毎日
光輝を思い出したよ…。





でも…今は…



前よりも辛くなくなったんだ。





近くに…



仲間が
居てくれてるからかな?





もぅ
ココには来ないけど…





―――…忘れないよ。










そして陽菜は


中学3年生になった―――…