それからとゆうもの
陽菜の行動は壊れていった。





相変わらず学校へは行かず
〔patio〕
に行けば誰かが居る。





そんな気持ちで毎日通えば
その場に染まるもので





―――…イライラしている時





誰かに勧められ
シンナーにも手を出した。





遊ぶ服、欲しさに
最初は万引きしていたが
何度か捕まり親が迎えに来て
色々と言われるのが面倒臭くて





結局は…





金欲しさに



………売春。







今で言う【援交】…





この頃は今みたいに
する娘が居なかったから
1回の相場は6万〜8万ぐらいで
買われていたんだ。


ゴムを使わなければ、もっと高く
多い時は
1回で10万って人も居た。





携帯が今みたいに
出回ってなかったから





テレクラに電話をして
近くで待ち合わせし
ラブホテルに行く。





補導され
警察に捕まる事があれば
お巡りサンに甘え
エッチをして
見逃して貰った事もある。















もぅ………





陽菜にとって



誰と体を重ねても


同じだったんだ―――…





《男は誰でも良いから
やりたいだけ》



《やるならタダでは
やらせない》










陽菜には



そぅ思う事しか…





出来なかった…―――










―――…あの頃の…





光輝の優しさも


忘れてしまうぐらいに…―――