《…ぇ?!何?!…コレって…

ま…まさか………》















――――…あの時の…





【悪夢】





を思い出し










ヒナ
『…ゃ…やめてぇ〜!!』






「おとなしくしてれば
すぐに終わるから♪」





そぅ言って
片手で陽菜の両手を押さえ込み
もぅ片方の手で
器用に服を脱がし始める男。





ヒナ
『………助け…て……誰か…
……助けてぇ〜!』





泣き喚く声を楽しむかの様に
陽菜の首筋に顔を埋め






「そんなに暴れても
すぐに気持ち良くなるから♪」










必死に抵抗するが
そんな陽菜に構わず
服を脱がしていく男…。



狭い車の中
暴れても乱れていく服…。








始めは
泣きながら抵抗していた
陽菜の力が



次第に抜けていった。















もぅ……





いくら誰かに
助けを求めて叫んでも





その言葉が
届く事は無い事を










陽菜は

知っているから―――…