「美桜ー。
もう放課後だよ?行こう。」


「待ってよ美月ぃー!」


いっつも美桜は準備に時間がかかる。


どーせ置き勉するくせに。
化粧なんて街に着いてからでいいじゃん。


そう思いながら待ってたら、


「美月!」


振り返ると泣きそうな玲音がいた。



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