―大晦日―
今日はユイの家に私とカズっちとお泊まり会だ。
んま、'女子会'ってヤツ。
カズっちにはサツキのことを言っていない。
タイミングが来たら話そうとしている。
「ねーねー。カズっちぃ」
私はカズっちにじゃれる。
「なになに?どうしたの(ニヤ」
紅白を見ながら不適な笑みをしてこっちを見る。「あっ、あのさー。彼氏できたんだよね」
私は勇気を出してカズっちにに言ってみた。
「フウでしょ?復縁したんだってね」
「ううん」
私は静かにつぶやく。
「えっ、どうゆうこと?詳しく聞かせて」
「フウとは別れたんだ。今はサツキと付き合ってる」
「えー。まぢで!!!ハルやるー。でも、意外やなー」
ガズっちはケラケラと笑う。と思ったら、急にに真剣な顔で
「頑張りなよ」
っと、とても意味深そうな一言だった。
すると、突然ユイが乱入してきた。
「なーに、2人だけで話してるのっ?も・し・か・し・て、サツキくんのことー?」
「ユッユイ」
私は真っ赤になった。
それを見た2人は大爆笑。
そして2人とも声をそろえて、
「リア充すぎー」と皮肉たっぷりに言う。