それでも
【学校】から
帰ってきた
マイちゃんは
僕を散歩に連れてってくれる

僕の一日の1番の
楽しみになった。


それが

ある日僕がどんなに待っても
マイちゃんは
なかなか帰って来なかった

いつもなら
とっくに近所の公園に着いて
マイちゃんと遊んでる時間なのに。

僕はマイちゃんが
帰ってきたら
すぐにお散歩に行けるように
リードをくわえて
玄関で待つことにした。


始めはママさんも
笑って見ていたけど暫くして
何故かママさんは
慌ててどこかに
出かけてしまった。

僕はその時
マイちゃんが
交通事故にあったなんて知らなくて


ただ、
玄関のドアが
開くのを

マイちゃんが帰って来るのを
待っていた