「は…?」

俺はびっくりして、千景を開放する

「…真也のことを知らなくても、どうせ結婚させられるんだから」

「…」

「真也と私のことはお構いなしに結婚する」


言うな。



「どうせ…戦略けっこ…ん!?」

俺はその続きを聞きたくなくて、無理やり千景の口をふさぐ。俺…何やってんだろうな…さっきまでは、熱下がるまでキスしないとか言ってたのに…自分からして…あほか…


どうせやるなら…それ以上言えないように…失神するまでキスしてやる


「しん…やぁ」

室内に響くのは千景の甘い声。ほかには何もない。誰もいない。


俺は静かに舌を入れる