「……………………………ぅわぁぁぁああ!!」

女ではないかと思うような悲鳴を上げるのにかかった時間、約45秒

私は悲鳴を上げると同時に真也を突き飛ばした

「舌…舌入れて…!!」

「…ってぇ…」

私が驚きのあまり絶句していると、真也が机の端にぶつけた頭を抱えていた。うん。痛そうだ

「ごめん…大丈夫?」

「…舌入れただけなのに…」

…。

「元気そうだからほっておこう」

私は真也がいるところの反対方向を向き、歩こうとする

「なんで逃げようとするの?」

後ろから抱きしめられ、逃げられなくされた。

…この人…いつ復活したの?