『真也~!』

30分後くらいに風呂場から千景の俺を呼ぶ声がした

「なんだ?」

俺はリビングのソファから少し大きめの声で千景に聞き、コーヒーを飲んだ

『タオル一枚で出てもいい!?』

「ぶっ!」

俺は見事にコーヒーを吹いた

なな…なんでそうなる!?俺に着替えを持ってきてもらうとか…いろいろあるだろ!?ほかにも方法が!!

「…面倒だからいいや」

そう言いながら風呂場から出てくる千景は本当にタオル一枚体に巻いただけだった。しかもタオルが小さいのか、超ミニ。大事なところは一応全部隠れてるけど…相当きわどい

「あれ?私の部屋どっち?」

「右だ!!!とっとと服を着ろ!!」

俺は千景から目をそらしながら叫んだ。絶対顔真っ赤だ。

意外にいい体してたな…

「…へぇ…変態発言してるわりには純情なんだ…?裸見たわけでもないのに顔真っ赤にして…もしかして童貞?」

図星をつかれまくった

「そうだよ!!わるいか!!」

俺が反論すると千景が後ろから抱きしめてきた