「だめ。授業サボったら大学受験に関わるでしょ?」



「てめ…」

私が笑顔で言うと、真也は少し怒った




「夜に抱いてね?」


「…覚悟…しろよ?」

私の頬を両手で包む


「優しくね」

「俺も初めてだけど?」

「そりゃどうも。初めてをありがとうございます」

笑って言ってみた。