久しぶりの感覚

2日間だけだったのに、1か月以上離れていた感じがする

私は腕を真也の首に回す

身長差のせいでつま先立ちになっている私。しびれているままの足


痛みなんかどうでもいい

もっとこの甘い感覚を味わいたい


そのことで頭がいっぱいで、ひたすら貪るように口づけを交わした







「真也ぁ…」

唇が離れると、私は愛しい人の名を呼んだ

「千景?」

「続きは?」

「は?」

「続き」

私は久しぶりの感覚に酔わされて、おかしくなった

脳は正常に働く

なのに、今まで感じなかったことを感じた