「真也ぁぁぁあ!!勝手にばらすんじゃねぇ!!」

私はいきなり名前で呼び捨てにし、知り合いだということをばらした真也に私は怒鳴った。こんなイケメンと知り合いだとばれたら女子どもに血祭りにあげられんじゃねぇか…!!それ以上言うなよ…?

「何言ってんだよ…俺たち婚約者だろ?」

THE END

私のスクールライフ終わった…

私の頭の中で終わりを告げる鐘が鳴った

「ちょっ…婚約者がいるなんて私聞いてないよ!?」

あわてた様子で私に告げる美愛。ふっ…そりゃそうだ…

「私だって昨日知ったんだよ…しかも親が今旅行行ってるっていうね…」

私はすべてを暴露した。腹をくくろう…どうせこいつがすべてばらすんだし…

「千景…そんな暴露すんなよ…それじゃ俺らがヤったってばれるじゃねぇか…」

「てめぇ…それ以上喋んな…そして既成事実を作るな…いつ私がお前とヤった…!!」

こいつ…私を自殺に追い詰めるつもりなんじゃ…ねぇ…これ以上おかしなこと言われたら…


「千景…千景はもうそんなに進んでたの?」

うるんだ瞳でそんなことを聞いてくる美愛。

「ねぇ…信じないでよ…昨日今日会ったばっかの奴とヤんないよ?」

もう、私の人生終わったかも…