「真也。彼女来てる」

相変わらず伸びている真也

ソレを問答無用で殴って起こす

「……彼女?」

起きた真也は訳がわからいとでも言いたげに首をかしげた

「美少女だ」

私は上半身を起こして首をかしげている真也を上から見ている。


「…千景、怖いよ」


「あ?」

私は真也を無理やり立たせて、玄関に連れて行く

「真也です」

「真也だぁ!!」

「……」

真也は美少女を見た瞬間、扉を閉めた

「…真也、誰?あいつ」

「……」

答えずに目をそらす真也

「…私はちょっと出かけてくるから、あいつと話すことがあるなら話しておいてよ」

私はバックを持って外に出る