「…真也…！？」

「あ？」

私の上に跨る真也に恐る恐る声をかける

真也は無表情に近い顔で短い返事をした

「…あのさ…なんで私が下に…？」

「俺が攻める番だから」

攻める…ねぇ。今さっきまで私が攻めてたよね？私のターン短くない？

「そんな……つっ！！」

首筋に真也が口づけたおかげで言葉が途中で途切れてしまった

「…千景は…Мなんだよ」

「ち…がう…」

Мじゃない！！それにSでもないぞ！私にそんな趣味はない！！

「…だから、おとなしく俺にいじめられてろ」

「…いや…ぁ」

「可愛いな」

可愛くない。私にそんなお世辞はいらない。

「しん…や！！時間が…」

「今日は日曜日」



THE　END！！