私は一人、床に座り込む


「…あの野郎…!!」

人が恥ずかしがってんの見て楽しんでやがる…!!!そんなに面白いか!!?こっちは恥ずかしいんだ!!

「…っ…」

だんだん真也の思い通りに事が運んでいる気がしてならない…。

なぜか無性に悔しくなり、私は手を強く握った

学校…行かなきゃ…美愛、心配してるだろうな…

「はぁ…」

思わず出るため息

真也に流されちゃだめだよ!!自分を保て!!私!!!

自分に喝を入れながら着替える