「嘘だよ…ねぇ?」

私は真実を受け入れたくなくて真也に訊く。

私が…真也を襲う…?なにそれ…逆じゃないの?

「本当だ。ずっとこうしたこうしたかったんだよ?とか言いながらキスしてきた」

マジで?私、そんなことしたの?

「続き…するか?」

妖しげに私に訊き、徐々にこちらに近づいて来る真也。妖しい雰囲気で近づかないでください。怖いです。いや、怖くないな…

「…どうする?学校休んで…する?」

背中に壁。目の前に真也

逃げ道なくされたね。あはは。もう笑うしかないよ。

「学校…休むの?」

「シたいでしょ?」

「…いや、別に」

「俺はシたいんだけど」

「お前に恥はないのか」

よくもまぁ…辱めもなくそんなことを言えるよね…