チュッ…




あたしは、蓮の唇に、触れるだけのキスをした。


「舌。
舌入ってないんだけど?」


「だ、だって…////」


これがあたしの限界だもん!


さっきのキスでも、死ぬほど恥ずかしいのに…

し、ししし舌なんて…


「じゃ、約束通り、お仕置きな?」


蓮は、ニッと、笑った瞬間…



「…ん…っ」


甘い、キスをしてきた。


「…ぁ…んん…」


息を吸うためにあけた口の中に、舌が入ってくる…


もうだめ!

死ぬ!

恥ずかしすぎて、死ぬ!



「…はぁ。
はぁ、はぁ…」


やっと、唇が離れた。


「憐、顔真っ赤。」


いつもと同じ、余裕の蓮に対して、息が上がってるあたし。