「基本ずっと腹減ってるんじゃん?」
「だよー!」
私達は、午後ティーを片手に、喋っていた。
キーンコーンカーンコーン。
「チャイム鳴ちゃってんね」
私達は、急ぐ気もなく、ダルそうに席へ戻った、
「じゃね!美香」
「ぅん」
勇也達もゾロゾロと戻ってきた。
「はぁ-超ダル」
私は、そうつぶやいた。
なんか今日は超だるい。
もぅやってらんなぃな・・・・。
先生超遅いし・・・・・・。
隣の奴、超爆睡しちゃってるし
ガラガラ
ざわざわとした教室が、しーんとなった
そこに出てきたのは、ちょっと小太りな、いかにもって感じの
先生だった。
「おはよう!!!」
はりきりすぎの先生に、私らは、しけて目でみた
「なんだお前ら、挨拶も出来ないのか!!」
あぁ-こういうタイプの先生、超苦手
後ろを振り向くと、京介たちも、
イライラしてるようだった
「まぁ、いい。先生の名前は、北野卓三だ」
「角野卓三ぢゃねぇよ!!!!」
勇也が、先生をおちょくった
「ハハハハハ!!!!!」
みんな爆笑だ。
「うるさい!!!!!!!」