真人とぃう人はこっちに近づいてきた。

私はフルーツオレを飲みながら、
携帯を触っていた。


「なぁ!金貸してくんね?」

「はぁ?俺今金欠だべ?」

私はこの会話を聞いて申し訳なく思った。


なのにジュースかわしちゃった・・。

「マジ頼む!」

「しゃーねぇな・なんぼ?」

そんなに言うから私は何万単位かと思ってた・

「120円!!」

私は思わず携帯を落としてしまった。

「きゃっ!」

「何してんだ?美香?」

「ぁはは~ちょっとね」

「あぁ~!」

真人は大きな声を出した。

私は目を真ん丸くした。

「佐藤美香じゃん!!!」

「は?」

私は間抜けな声を出しちゃった・・。

恥ずかしい・・

「俺!坂本真人!!」

「はぁ~」

「メァド交換しね?」

「ぇ?」

「俺さ~ずっと美香ちゃんのこと可愛いなって思ってたんだ」

こんなことよくある・・。

でも何か和也の前で教えたくなかった。

「マヂお願い!!!」

私はちらっと和也を見た
でも興味なさそうだった・

しかもこのままだったら
この人引き下がりそうになかった。

「はぁ~っぃいよ・」

「マヂ!!!!!!さんきゅ・真人とでも登録しとぃて」

「ぅ。ぅん」

「じゃな!和也」

「ぉう」