みんながぞろぞろステージへ上った。

「ありがとネ。美香」
優が駆け寄ってきた。

「ぅん・別に・」

そして、私はイライラしていたせいもあり、早足で進んだ。

すると・
「美香ッ♪」

肩を組んできたのはエリカだ。

「あ、エリカ!!」

「やっぱさすがだよ。」
「何が?」

「なんか喧嘩の仕方が正しいていうか・」
「そ?場数踏んでるからね♪」
「ホントだよ。」
「やっぱりささんはカッコイイね」
「だね。」

「今日も頑張りますか-!!」
「ですね---!!」

私とエリカは大きな声を出した。

このとき気づけばよかった。

優の不安を・・・・・・。


そして練習が終わった。


「美香!!帰ろう♪」

優が駆け寄ってきた

「ぃぃよ」

出口を出たら・・・。

「美香ぁぁぁ!!!!!!」

「エリカ!!!!」

「ねぇ、久々家こない?」

「ぇ?エリカん家?」
「そぅ!!」
「明日学校じゃん」
「休め♪」

「でも優ぃるし」

優が隣でうつむいていた。

「えぇ!!だめなの?」
「優も一緒じゃだめ?」
「・・・・・・。家せまいし。」

エリカはやっぱ優のこと嫌ってるんだろう。

「っ!!ぃぃよ!!美香!」
「ぇ?優?」

「優のことなんか気にしないで!!楽しんできて♪」

「でも・・・・。」

「本人もこういってるんだから、ぃぃんじゃない?」
「そ?じゃあ、ゴメンね優!!」