「遅れてゴメンナサイ」
「スィマセン」

優が小声でつぶやいた。

すると亜美先輩が、私達の前に腕組をして立った。

「ちょっと・アンタら」

「なんです?」
「なんですヂャねぇよ!!お前最近調子乗ってね?」

「乗ってるつもりなぃですけど・」

コッチも同じ口調で話した。

「そういう態度が乗ってるつぅんだよ!!」
「じゃあ、先輩も乗ってません?」

だんだんコッチもイライラし始めた。

優が後ろでやめときなってつぶやいてるけど
聞こえないフリしていた


「立場がぁんだろ?」

「だから最初しっかり誤りましたよ?後輩らしく・」

「っ・・・・。!!」

先輩が言葉を失った。

パチパチパチ


後ろから拍手が聞こえた

「さすがだねぇ。美香」

このハスキー声は、りささんだ

りささんは先輩は堅苦しいからやだって断固拒否した

このパラサーの中で一番すきな先輩。
厳しいけど優しい。
頼りになる。
私を、サークルに誘ってくれた人。

「りささん!!」
りささんは、一番の先輩。

「まぁまぁ、亜美」

そう言って、亜美の肩をたたいた。

そして私の前に立ちはだかった。

「美香相変わらずね」

「そぅですか。」

「今のはお互いどっちもどっちじゃない?」

「・・・・・・・。」

「りさはぁ、遅れる美香も悪いと思うけど、
しっかり誤ったし・」

「だからね♪」

ぱんっ!!

先輩は手をたたいた

「このハナシおわり!!練習入るよ!!」
「はぃっ!」