「 だけど、 」


でも


「 いつまで経ってもあたしが泣いてちゃ 」


2年という月日は



「 貴方がお空へ 行けないよね? 」





人を成長させるのに 充分な月日である





「 今まで見守ってくれて、ありがとう 」


少し涙を浮かべ、微笑む君


「 これからは、自分の力で歩いていくね 」


もういつまでも僕が見守る必要は無いらしい


「 きっとこれから先、
  辛いことも苦しいこともいっぱいあるけど 」


いつのまにこれほど強くなっていたのだろう


「 貴方を思い浮かべて頑張るよ 」



僕を忘れてなど、いなかった。