私はただ遊ばれているだけ。

「離してください」

どうして私気づかなかったの?
今更気づいて傷つくのは自分なのに...

「あっごめんな?けど...!」
私は最後まで先輩の話を聞くことができなかった。
その先を聞くことが...
後輩だからって言われるのが怖かったんだ。
その後私はゆっくり学校へいった。
けど、先輩は赤い花が沢山ある草原に
1人何かを考えるように座っていた。

「里菜!何かあったのかと思ったじゃん!」

教室にはいるなり親友の優子が飛びついてきた。
優子は小さくて可愛いからよくモテる。

「寝坊しちゃった。心配してくれてありがとね」

自分の机にかばんをのせ椅子に座る。