その時、電車がきた。
「行かなきゃ」
夢果は言った。
「夢果…」
「永遠…また、逢おうね。また、いつかきっと逢おうね」
夢果はそうゆうと、改札口の方に歩いて行った。






「夢果!!!!」





俺は夢中で呼び止めて、抱きしめた。






「会いに行くから」





「うん」





「すぐ会えるんだから、さよならは言わねぇよ」





「永遠…永遠…好き。好きだよ」




夢果は泣きながら言った。






そして、夢果は行った。






夢果…





頑張れよ。







会いに行くから。