そして、夢果の家に着いた。
「上がって」
夢果に言われ、中に入った。
「おじゃまします」
リビングに通された。
「ちょっと待っててね」
夢果はリビングから出ていった。夢果の家には、誰もいなかった。





二人っきり?!





ヤバイよ~





「永遠、私の部屋に行こう」
夢果の後を追って、階段を上がった。
「入って」




中に入ると、部屋はとても綺麗で女の子らしい部屋だった。
「適当に座って」
夢果は言った。俺は腰を下ろした。
「いい部屋だな」
「ありがとう。私、綺麗好きだから」
俺は笑ってしまった。
「ちょっと、そこ笑う所じゃないんですけど」
夢果は少し頬を膨らましていた。
「ごめん、ごめん」
俺は謝った。





怒っている夢果も、可愛いと思った。





夢果のすべてが可愛いと思った。





「沙姫と慶斗、どうなったかな」



「そういえばそうだな」




「あっ、永遠ちょっと待ってて」
夢果はそうゆうと、部屋から出ていった。