「私と?二人で?」 沙姫は言った。 「そう。嫌か?」 「嫌じゃないよ。私でいいの?」 「沙姫と過ごしたいんだけど…」 慶斗は言った。 普通に誘ってる。 慣れてる? 「すごく嬉しい」 沙姫はすごく喜んでいる。 慶斗と沙姫と別れる時に、慶斗に言われた。 「次は、おまえだぞ。頑張れよ」 慶斗は小声で言った。夢果は沙姫と話していた。 次は俺の番。 慶斗たちと別れ、夢果と二人きりになった。